ツムラ_メモ

大失敗を繰り返す。

不揮発性ロジックインメモリ回路

http://scienceportal.jp/news/daily/0808/0808221.html
コンピュータをはじめ電子機器に使われている現在の集積回路は、演算部と記憶部が分離した設計になっており、演算・記憶部間のデータ伝送に大きな遅れが生じるとともに、それに伴う電力消費も大きい。また、記憶部は、データを保持し続けるために待機時でも常時通電しておかなければならないという問題も抱えている。

「不揮発性」というのは、電源を切ってもデータを保持することを可能にするという意味。試作された回路は、演算・記憶機能を電荷だけでなく磁石を利用することでこれを可能にした。記憶データを保持しながら待機時の消費電力を完全に遮断できるため、回路を動作させていない時の静的消費電力問題を解決できるだけでなく、記憶・演算機能を小さい面積で一体化できるため、データ伝送の遅れも解消できるという。